あるリサーチ会社の腰痛実態調査によると、過去に治療を必要とするほどの腰痛を患ったことがある経験者は、男性が約57%・女性で約51%と、男女ともに半数を超える人が腰痛経験者であったとの報告があります。
医学書を調べると、腰痛の主な原因として「腰椎椎間板ヘルニア・腰部変形性脊椎症・脊椎分離症・筋性腰痛症などなど...」様々な要因が記されています。生物学的な側面から見ると、二足歩行を主とする人間は、立ち上がった時から腰痛とは切っても切れない縁ができてしまったのかもしれません。
最近、枕をはじめ低反発素材を用いた寝具が人気ですが、実は低反発マットレスは腰痛に悩む方にはあまり向かないそうです。
基本的に低反発と高反発の違いは硬さではなく、文字通り反発性の違いのこと。例えば低反発素材のマットレスを例にとると、人がその上に寝たとき、体が一度沈むと沈んだままの状態を保ちますが、高反発マットレスは一度沈み込んだ後、高反発力による押し上げ効果で体圧を分散、体全体をしっかり支えてくれるのだそうです。
また、低反発素材は周囲の温度環境に影響されやすく、低温時は硬く・高温時は柔らかくなる性質があります。このため低反発素材のマットレスだと、体温によって温まることで柔らかくなり、体にしっかりフィットするという長所がある反面、密着しすぎによる通気性の悪さといった問題もあるようです。
一方、高反発素材のマットレスだとフィット感は劣りますが、温度変化をほとんど受けないため、常時一定の硬度に保たれる特長があるようです。
どちらにもメリット・デメリットがありますが「低反発マットレスと高反発マットレス腰痛にいいのは?」と聞かれたらら、間違いなく高反発マットレスがいいでしょうね。