のど正面に、蝶ネクタイのような形で甲状腺は存在しています。臓器としては薄くて柔らかなものですが、ホルモンを作る大事な場所です。
私の従姉妹は、出産後にこの甲状腺の病気の一つである、バセドウ氏病に罹りました。
手術をしたのですが、その時に声帯に傷がついたようで、今でも声がしわがれています。のどを横断する傷痕も、痛々しく感じますね。
甲状腺は、手術するには声を失うかもしれないリスクがある場所だという認識を、私はしています。
なので、早期発見が可能であればいいなと思っていました。早期であれば、もしかしたら手術という方法を取らずに治療できるかも知れないと考えたからです。
癌には、初期のものであるほど早期発見がしにくかったりするのですが、甲状腺癌は違っていました。
触診と超音波検査で、ほぼ100%確実に診断が出来るそうです。
初期症状のない癌もありますが、甲状腺癌で痛みや熱などの症状がない時は、良性のものである事が多いそうです。
しこりにより、首が太くなって発見されるのだそうです。
自分では分からないかも知れませんが、友人や家族から突然「首、太くなった?」と言われたら、病院へ行きましょう。
症状がない場合には、無駄な治療をせず、経過を見守るという方法をとることも増えているみたいです。
では、悪性の甲状腺癌の症状にはどんなものがあるかといえば、手足の震えや、月経不順、体毛が濃くなること、ホルモン異常からくる全身の倦怠感などが挙げられます。
甲状腺癌の場合は、のどが片側だけ腫れるようですので、注意して鏡をみることも早期発見の第一歩かもしれません。